USBメモリからサーバを起動して長期運用してみる
SSDは流行っているけどUSBメモリでサーバを起動して運用しているという話はあまり聞かない。USBメモリは寿命が書き換え回数〜十数万回程度ということらしいので、サーバの記録装置としては向かないといってしまえばそれまでだけど、うまくいけばメリット多いので何とか使えないか実際使ってみて調査してみることにした。
HDDの代わりにUSBメモリをサーバの記録装置にしたときにメリット
- 熱がほとんど出ない
- 少電力
- 騒音なし
- USBメモリは容易に手に入る(コンビにでも売っている)
- 設置が簡単・取替え簡単(USBポートに挿すだけ)
- HDDと違い物理的に動いている部分がないので物理的な故障はしにくい
逆にデメリットは
- USBメモリから起動できるコンピュータを使う必要がある
- OSのインストールは工夫が必要
- 記憶容量が少ない、普通に入手可能なのは USBメモリは〜64GBまで
- 1MBあたりの容量ではHDDより高くなる
OSのインストールについてはモノによってはとても簡単になる。
CentOS 5.3 だとインストーラーからUSBメモリは SCSI のハードディスクに見えるので、そのまま /dev/sda を選んでインストールするだけでよい。
今回の件に合わせてこのPCを買った

http://aopen.jp/products/baresystem/bb10.html
A-Open BB10 SILVER
Mini-ITXマザーボード準拠のアルミ合金筐体
Atom 330 プロセッサ 1.6GHz (デュアルコア)がオンボード搭載、RAMはバルクの2GBを1枚別に買って挿さした。
HDD や SSD はなし。CDのドライブはスリム型のモノを搭載できるが今回は必要がないのでなし。
今回はあらかじめ CentOS-5.3 がインストール済みの USBメモリを使ったのでインストール作業もとくになし。


筐体の蓋を空けてRAMを挿して、蓋を戻して完了。
ACアダプタを挿して、OSが入ってるUSBメモリを挿してスイッチオンで問題なく CentOS 5.3が起動した。
デフォルトの設定だとキーボードが刺さってないと起動しないのでBIOSの設定でキーボードなしでも起動できるように設定。

USBメモリはこれ。レキサー社製の16GB。4500円ぐらいだったと思う。

実際さしたところ。これだけでOSが起動する。
今回はウェブサーバ兼データベースサーバとして利用する。運用するサイトはこれ。自分が管理・運用している。

http://haruhi.sc/ (←すでに BB10 + USBメモリで稼動中)
毎日 2000アクセス〜3000アクセスくらいある。
バナー画像の表示とかクローラーからのアクセスも合わせるともっと多い。
まったくアクセスがないサイトではやる意味がないのである程度アクセスがあって、使っているユーザさんもけっこう多く真剣に運用しているということでこのサイトに決定。
またこのサイトはXOOPSで作られていて、割と重い+MySQLを使うと今回の件でテストするには打ってつけだ。
管理画面からメンテナンスモードにしてさくっと移転。動作確認してメンテ年スモード解除で運用開始した。今のところ問題ない。バックアップについては他のサーバに rsync で必要な部分をコピーしている。
2時間くらい動かしてみたところ、意外とサーバが熱を持つのが分かった。体温計で測ったら39度。
これで三ヶ月〜半年ぐらい運用してみる。この記事自体がなくなっていたら察してもらえらばと。








